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一般には別の港湾と認識されていますが仙台港と塩釜港は同じ港の別の「港区」です。

松島湾でいったん切れた貞山運河は、塩釜港から「御舟入堀」として復活し、塩釜市、七ヶ浜町、多賀城市を経て仙台港に入ります(およそ5km)。

ここは貞山運河にしては珍しい市街地を行く区間で、交通の便もよいところです。塩釜市内に民間企業が造って開放した塩釜港緑地、宮城県が整備した貞山公園、仙台港多賀城地区緩衝緑地など、公園がたくさんあります。貸しモーターボートのショップもあり、船舶免許をお持ちの方はクルージングをなさってもよろしいでしょう。

仙台港は1963年から開発された大規模な掘り込み港で、工事に際して御舟入堀は2.6kmが分断、埋め立てとなり残っていません。

しかし、仙台港の南側の一部に残存している区間(仙台市宮城野区蒲生)には蒲生干潟という野鳥のサンクチュアリ(国指定仙台海浜鳥獣保護区の特別保護地区)があり、地元の熱心な運動により開発を免れました。シギ、チドリ類の中継地、コアジサシ等の集団繁殖地、天然記念物コクガンの越冬飛来地として仙台市民に親しまれています。干潟を見下ろす展望台である日和山(ひよりやま)は標高6m、日本一低い山として最近まで知られていました(現在は大阪の天保山とされます)。

蒲生干潟

七北田川河口の鳥類

日和山

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