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貞山運河の中でもっとも周辺に人が住んでいて歩きやすく、よく整備されているがあまり知られていない公園がたくさんあるエリアが多賀城・塩釜地区の運河(御舟入堀)です。

JR仙石線で仙台から20分、多賀城駅から歩き始めます。

電車の進行方向(石巻方面)を向いて右手に進むと目の前に大きな川があります。砂押川(すなおしがわ)です。このたもとを左に折れ、後は砂押川の左岸にそって約30分の道のりです。途中国道45号線を渡ると左に多賀城公園が、県道仙台塩釜線を渡りしばらく行くと仙台港多賀城地区緩衝緑地公園です。この後、川の名前は旧砂押川になり、やがて御舟入堀に合流します。合流点の中州も緩衝緑地公園の一部であり、貞園橋という橋でつながっています。

ここで橋を渡って公園内を横切り、北側の出口に出るとコンビニ裏の斜面に巨大な洞窟が。7世紀から8世紀にかけてこの地にあった豪族の墓といわれる大代横穴墓群です。

左折して少し県道を戻り、大代橋を渡って右に折れ、運河を右手に見ながら歩くと今度は貞山公園(ていざんこうえん)があります。県が整備した親水公園で、明るく開放的な雰囲気です。

しばらく行くと、運河は左手に細く、本線とおぼしき水路は右に向かって大きく開けており、道路も大きな橋で右方向に分岐します。橋を渡り、すぐそのたもとを下りると貞山運河を左に見て北上することになり、しばらく行くと塩釜港緑地という小高い丘がそのまま公園になっている場所に着きます。山頂に板ヶ崎稲荷神社。

この丘を下りてさらに進むと、やがて港橋という橋があり、塩釜港に着きます。塀青年までこの場所に塩釜港可動橋という、貨物列車の往来時にだけ橋をつなぐ可動橋がありました。ここから5分ほど左に向かうと、マリンゲート塩釜が(塩釜港旅客ターミナル)があり、松島方面へのカラフルな遊覧船がひっきりなしに発着しています。構内にもその周辺にも飲食店やみやげ物店が多数あります。

マリンゲートからさらに10分ほど歩くと、JR仙石線本塩釜駅に着きます。多賀城駅から所要時間約2時間、ゆっくり歩けば半日程度のコースです。

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