仙台駅から仙石線に乗り換え、快速で1時間10分、普通で約1時間25分で石巻に着きます。石井閘門へは、JR石巻駅より宮城交通バス15分〜20分新境町下車。
バスダイヤは次のとおり
石巻駅前3番乗り場「飯野川ゆき」:15分
7:08 7:43 9:08 11:33 12:30 13:50 15:33 17:08
石巻駅前4番乗り場「中里経由日赤ゆき」20分
7:00 9:10 11:20 13:30 15:25 16:25 17:50
閘門の隣の土手の中には、北上川運河交流館(水の洞窟)があり、北上川と石井閘門について動画による展示を行っています(水曜定休、午前9時から午後5時まで)
<< 北上川下流河川事務所 >>
石井閘門から、北上川を後ろに見て市街地に向かって散歩しましょう。穏やかな街の中にとけこんだ一直線の運河には両岸に広い護岸があって、遊具なども並んでいます。おすすめは、向かって左側の岸の並木道を進み、橋を2本通り過ぎてしばらく行くと石巻バイパスの側道に出ます。
ここから左に向かい、次に道路を渡って右に向かって200mほど行くとJR仙石線の陸前山下駅に着きます。所要時間は、およそ15分です。
史跡の野蒜築港を訪ねる前にお勧めなのは、「野蒜築港資料館」を訪ねてパンフレットなどを入手することです。
仙台駅から仙石線に乗り、約50分で野蒜駅に着きます。着いて駅を出ると目の前に貞山運河(この区間は東名運河、とうなうんが)があり、それに沿って県道が延びています。この運河の向かって左端、鳴瀬川との合流点に目新しい野蒜閘門があり、その脇に立つ茶色の2階建ての建物が資料館です。野蒜駅からはまっすぐ県道沿いに進むか、駅前の橋を渡ってしばらく行くと松林の中にサイクリングロードがありますので、それを左に向かうなどいくつかのルートがありますが、左に行きさえすれば必ず到着します。徒歩15分ほど。
<< 野蒜築港資料室 >>
資料館の川向かいが野蒜築港地区なのですが、橋がないためいったんJR野蒜駅に戻り、仙石線で一つ先の陸前小野駅に向かい、そこから徒歩でアクセスします。駅前からずっと「野蒜築港跡」という標識があるので、それに沿って仙石線の石巻方面を向いて右に向かって30分ほど歩くと着きます。住民が集団移転した地域で、コンビニも自動販売機もなくアクセスは便利とはいえませんが、スケールが大きくまとまった史跡です。
ここから陸前山下駅周辺まで約10km、ずっと運河沿いを歩くことができ、2kmほど行くと矢本海浜緑地公園があり、その反対側には航空自衛隊の松島基地があり、ブルーインパルスの訓練が見られます。
Copyright (C) 2008, The Association of Teizan Canal